2014年5月 上杉歴史探索 その8 ~龍穏寺~2014年5月 上杉歴史探索 その9 ~与板城~
直江兼続のお城である与板城です。
新潟県長岡市与板町にあります。近くに兼続さんとお船さんの博物館?もあるようですね。
親切にも駐車場が用意されておりましたので、駐車場に車を止めましょう。
駐車場前の広場があるのですが…
愛のイベント広場兼続さんの兜の前立に由来するものだと理解はしていますが、インパクト大きかったですw
館跡地ってことは、ここに直江家の館があったのですね。
山城の場合は、大体本丸は戦などの時のものであり、通常暮らしているのはこのように山城の麓だったりします。
と言うことで、与板城登りますよー。
法立寺さん横の階段を上って行くと、お城の入口に入れます。
ハイキングコース風に道が整備されているので、山城初心者での登りやすいです^^
分かりにくいので、うっかり行きすぎないように注意。
看板などもあるので、お見逃しなく!
入口にお社(八坂神社)がありましたので、ご挨拶してから登りましょう。
堅堀。道行く途中に色んな看板や、その場所の説明等が記載されています。
ここは空堀なので、崖になっています。
途中途中で堅堀、堀切、曲輪など。
おせん清水。
兼続さんの奥さんのお船さんがここの清水でお茶をたてたと言われていることからつけられたそうです。
「直江家」は元々お船さんの家で、兼続さんは婿養子。
お船さんが優遇されていること、兼続さんとお墓の大きさも同じで並んで立っている(お墓は米沢)ことから、直江家としての主はお船さんか、もしくは兼続さんと同等としての扱いではないかしら―と思います。
上杉景勝さんもお船さんのこと信頼していたそうです。
本丸の直前の場所。
野の花がたくさん咲いててとてもきれいでした。
左上が本丸です。
本丸に到着―。
鳥居、神社、与板城の説明看板等があります。
土塁の跡なんかも見られますね。
私が登ってきたのは八坂神社~おせん清水~本丸のルートでしたが、
大手口ルートもあり、
また、この本丸の先には二の郭、三の郭、千人溜などもあります。
1本のルートをあるいただけでしたが、それでも与板城の大きなスケールがわかり、なかなか楽しいハイキングになりました。
本丸には、音声案内もありました。
何気なく押したら、大音量で歌が流れてきてびびった。
左から、与板城跡解説、天地人ああ兼続(歌)、風のたまゆら(歌)です。
法立寺さんからの入口のところにも、「与板城のしおり」があり、与板城わかりやすくてとても親切。
縄張り地図と照らし合わせながら登るとやっぱり違いますよね!
今お城のここら辺歩いてるのか―とかわかると楽しいです。
個人的に与板城最大の謎。狛犬さん。
ダックスフンド?に見えますが、与板城があったころってダックスフンド日本にいないよね…。
なんか立派な石段の上にいますし、なにかしらの謂れがあると思うのですが。
何も記載なく佇むダックスフンドさんめっちゃ気になるんですが、何故いらっしゃるのでしょう…。すごい気になる。
それとも、狛犬じゃなくてお狐さまでしょうか。
【追記】
この記事の年よりも以前に与板城に行った方曰く、昔はここにお狐さま(稲荷神社?)がいたそうです。
なので、ダックスフンドさんは狛犬ではなくお狐さまである可能性高そう。
次回の記事は、
錢淵池・兼続伝世館・坂戸城の予定です~