2017年5月
長野県にある野尻湖と言う大きな湖に浮かぶ島 琵琶島です。
戦国時代は琵琶島城(野尻城)と言う水城で、上杉謙信の部下 宇佐美定満(定行)が城主であったと言われています。
現在は宇賀神社と言う神社さんになっており、遊覧船や手漕ぎボートで向かうことができます。
ここで、謀反の疑いのあった謙信の義兄・長尾政景を宇佐美定満(定行)が自らを犠牲にして暗殺したと言われています。
義兄が裏切ったら、家中に混乱を招くので…ってことで。
なお、宇佐美定満・定行は同一人物なのですが、「定満」は歴史上の人物、「定行」は江戸時代に創作された小説上での名前、と言われています。
真田信繁の「真田幸村」みたいなもん。
山の方なだけあって、ちょうど桜が満開でした。
遊覧船
琵琶島
琵琶の形に似た形状をしているから、この名がついたそうです。
野尻湖はすごい透明度の高い水。綺麗。
宇賀神社入り口。
左の建物の後ろにおトイレがあるのですが、1か月前に新しくしたばかりだそうで、綺麗だしとてもよかったです。便座が暖かい…。
鳥居の後ろの階段を登って、本殿に向かいます。
空掘?みたいになってました。
城跡だし、空掘かな。横から見ると、フタコブラクダみたいな形状かと思います。
廻りに段曲輪っぽいのもあったけど。
宇賀神社 本殿
宇佐美さんのお墓
墓石?の後ろにある石の方がお墓なのかも。
琵琶島城は、ちょうど上杉と武田の領地の境目辺りにあるので、軍事の要と聞きますが、
このような水城でどうやって戦うのかなーとか思いながら散策してました。
琵琶島城スルーして進んだらダメなのかしら…。
狼煙とか素早くあげられたらバレちゃうから、見張り砦として大事なのかしら。
軍事関係詳しくないもので、ちょっと不思議。