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あきいろ道中記

旅行や城めぐり等のレポートを記載して行こうかなと思っています。

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味噌粥

再現 江戸時代料理
松下幸子 榎木伊太郎編 小学館
(名飯部類 1802)から

味噌がゆ
普通に味噌粥。現代との違いは、味噌を焼き味噌にすることと、水でご飯を洗うこと?あと粥じゃなくて雑炊の作り方だと思うんだけど、なんか食感がお粥。ご飯洗ったからなのかなぁ??風邪に良いらしい。葱と生姜汁入りだし。
これも普通に美味しい。 鉄鍋で作ったので、味噌は軽く焼いたくらいだけど、香ばしさが少なかったかも。土鍋でよく焼いた方がいいのかもー。あと、雰囲気的に土鍋のがそれっぽいと思う。 江戸時代料理だけど、戦国時代はとりあえず戦では米と味噌茹でるって言うし、昔からあるんじゃなかろうか。(適当)


お粥、普通の茶碗に入れると見た目よくない。

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たたき牛蒡

再現 江戸時代料理
松下幸子 榎木伊太郎編 小学館
(料理網目調味抄 1730)から

たたき牛蒡。
室町後期からある料理らしい。酒の肴とか正月料理とかにしてたとか。
現代でも、京都ではお正月料理としてだされるとかなんとか?
ってことは、謙信とか京都に行ったことのある戦国武将とかは食べたことあるのかも。ちょっと夢広がりますね。

現代のたたき牛蒡は味付けは味噌だけど、これは酢醤油。
本にも書いてあるけど、牛蒡は茹ですぎない方が美味しいなぁと思う。 原文だと、一両日ごましょうゆに浸すらしいけど、写真は一時間くらいしかしてない。それでも味濃い。
本来一両日ごましょうゆにつけると言うことで、作った次の日までつけたのも食べたんだけど、何故か味わいが味噌っぽくなってた。
塩味強めの…寺味噌的な。だいぶ風味が違うので、作る人は試してみてね。

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藤袴

図録「酒飯論絵巻」を買ってみたら、今日庵好菓子 江戸後期~明治初期って本の写真が載ってて、イラスト付で
 時代 藤袴
   棹菓子
  外玉子入り
  ふの焼き
  中小豆あん
ってあったので、こんな感じかなぁと適当に作ったやつ。
なので、再現料理とは書いておきながら、実際こんなんかはわかりません。
 皮:水で溶いた小麦粉に、卵追加したものを、クレープのように焼いたもの
 餡:小豆+砂糖で作った小豆のあんこ。あんこは粒あんにしてみた。
多分、藤袴って名前のお菓子。



砂糖控えめにしてみた。これ普通に美味しい。

あと、小豆あんはこしあんだったかもしれない。イラストがそんなかんじ…。幕末前後の茶会だからお上品系だろうし…。
家に小豆あったので作ったけど、つぶあんは楽だけどこしあん作るの大変だしまぁいいかな。私つぶあんのが好きだし。


参考文献:図録「酒飯論絵巻 ようこそ中世日本の宴の席へ」 茶道資料館
 (今日庵好菓子 江戸後期~明治初期)

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麩の焼き




室町~江戸時代の茶会で出されたお菓子。利休が茶会で出したとか言うお話。
水で溶いた小麦粉をクレープのように焼き、餡に胡桃入り味噌を乗せたものです。
本では甘めの味噌って書いてありましたが、私の好みでしょっぱい系の味噌にしたけど美味しかったです。
皮がさっぱりしているので、結構食べやすい。
昔は焼き味噌で酒飲んだとかいうし、お酒にも合いそう。

参考にした本以外でも、麩の焼きは有名でよくみかけます。
こちらのレシピではくるみ入りだったのですが、他の本では「味噌」としか見なかったりするので、餡は味噌系ならなんでもいいのかな…?どうなんでしょう。
他のお菓子で、皮部分だけを指して「麩の焼き」とも記載あったので、「麩の焼き」の本体部分は皮なのであろうとはちょっと思います。


レシピ:完本 大江戸料理帖 福田浩・松藤庄平著 新潮社
 (参考文献 1718刊行 古今名物御前菓子秘伝抄)

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江戸時代再現料理

江戸時代の再現料理をいくつか作ってみました。
現代レシピが本・サイトで書かれているものです。
各料理の下に、レシピ本・サイトのリンクも貼っておくので、興味ある人は読んでみてください。

ブログアップするつもりなくて適当に撮った写真です。
次回はちゃんと撮ろう…。



 鯛の香物鮓

「鯛百珍料理秘密箱」18世紀後半 のレシピ

本来は押し鮨なんですが、見た目重視で散らし寿司にしたもの。
このまま半日~一日重しすれば、押し鮨になるそうですが、即席の方で~。
酢飯に鯛のお刺身・ガリ・甘くないたくあん(私はいぶりがっこ使った)を混ぜただけなのですが、これがすっごい美味しい!!!
これが目が覚める思い…!!みたいなくらい!!
家族にも大絶賛だったので、いろんな人に試していただきたい一品…。
他の日に、鯛じゃなくて蛸のお刺身いれてみたけど、それもすごい美味しかったです。
参考レシピ本:完本 大江戸料理帖 福田浩/著、松藤庄平/著

 

利休卵
 
 「万宝料理秘密箱」天明五年(1785)のレシピ

うーん。なんか、うーん。まぁ、なんか、卵焼き…。
普通に私が作るのに失敗した気がします。胡麻が均等になってないし。
手を抜いて、すりごまを買ってきたすりごま突っ込んだのがダメだったのかも。
胡麻をねっとりするまですり潰して~ってあるし。
気が向いたら、再チャレンジしてみよう。

参考レシピ本:完本 大江戸料理帖 福田浩/著、松藤庄平/著


はじき葡萄
 
八百善の「料理通」のレシピ。いつの文献かは未記載。

大根おろしとマスカット混ぜて菊の花ちらしたサラダ?
江戸時代にマスカットないのですが、見た目のきれいさを重視しての再現レシピだそうなので、とりあえずその通りに作ってみました。
見た目重視の料理なのに、お皿がなくて大根おろしの入れ物そのままの写真。残念感。
「まずくはないが、格別にうまくない」と本に書いてあるが、本当にそうだった笑
参考レシピ本:完本 大江戸料理帖 福田浩/著、松藤庄平/著


玉子ふわふわ
 
 「料理物語」 寛永二〇年(1643)のレシピ。

江戸時代の料理と言えばこれ!ってくらい有名な料理です。
「料理物語」には具体的調理法が書いてないらしいので、現在レシピ本のレシピ。
左側崩れてるのは、おたまで半分に切っておわんに入れたため。
お出汁で食べる卵って感じで、何と言うか…和風卵スープ?ってかんじ?
卵部分はふわふわしてる…。おいしい。

参考レシピ本:完本 大江戸料理帖 福田浩/著、松藤庄平/著




揚げ出し大根

「大根一式料理秘密箱」天明五年(1785)のレシピです。

今回は小さめに切って揚げてしまいました。
これが、シンプルにたんに揚げただけなのに美味しい!
揚げ出し大根初めて作ったのでびっくりした!
レシピでは大根おろしを上に…ってるのですが、大根おろし載せると普通の大根感…って味になるので、個人的には載せない方おすすめ。

参考レシピサイト:Cpicon 【江戸の味】揚げ出し大根 by クックパッド江戸ご飯



けんぴん(胡桃のお菓子)
 
「古今名物御前菓子秘伝抄」享保三年(1718)に載っているレシピらしいです。
徳川吉宗の時代。

醤油味のくるみのお焼きみたいの…。
レシピ通りに作ったら、意外と味が濃かった。
1,2枚食べたら十分!って感じでしょうか。
おなかいっぱい食べるものじゃなくて、ちょっとつまんでも満足いくものってかんじなのかな。
味的には、もんじゃ焼きの端っこの醤油味いっぱいなおこげ部分をひたすら食べているような味でした。

参考レシピサイト:Cpicon 【江戸の味】けんぴん(クルミのお菓子) by クックパッド江戸ご飯






他にも時々作ってるのですが、写真撮ってない…。
味とか思い出しつつとか、改めて作って写真撮ってとか、時々UPしてみたいです。

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