室町~江戸時代の茶会で出されたお菓子。利休が茶会で出したとか言うお話。
水で溶いた小麦粉をクレープのように焼き、餡に胡桃入り味噌を乗せたものです。
本では甘めの味噌って書いてありましたが、私の好みでしょっぱい系の味噌にしたけど美味しかったです。
皮がさっぱりしているので、結構食べやすい。
昔は焼き味噌で酒飲んだとかいうし、お酒にも合いそう。
参考にした本以外でも、麩の焼きは有名でよくみかけます。
こちらのレシピではくるみ入りだったのですが、他の本では「味噌」としか見なかったりするので、餡は味噌系ならなんでもいいのかな…?どうなんでしょう。
他のお菓子で、皮部分だけを指して「麩の焼き」とも記載あったので、「麩の焼き」の本体部分は皮なのであろうとはちょっと思います。
レシピ:完本 大江戸料理帖 福田浩・松藤庄平著 新潮社
(参考文献 1718刊行 古今名物御前菓子秘伝抄)