2015年6月
栃木県佐野市
佐野市郷土博物館「上杉謙信がやってきた」展を見にやってきました。
謙信が何度も攻めてきた(5~13回くらい?)唐沢山城が国指定史跡になったお祝いの展示会なのかな?
唐沢山城も行きたかったのですが、あいにくの曇り模様。
雨が降りそうだったので、今回は諦め。
佐野駅下車。
てこてこ歩いて行って、秋山川を抜け、もう1個川の先に
佐野市郷土博物館です。
ちょうど、唐沢山城ゆかりの民話の講演会が始まる時間でした。
急な聴講可とのことでしたので、参加させていただきました。
三井寺物語絵巻(全3巻)と言うのが残っており、それに書かれているお話しなのかな?
・(藤原)秀郷のむかで退治 →平安
・唐沢山の井戸 →唐沢城建城時(平安?
・(藤原秀郷娘)富士姫物語 →平安
・怪力士 (足利)家綱 →平安。菅原道真の頃
・(足利)忠綱と十二御前の森→源平合戦頃
・須花の七つ塚 →おそらく戦国(長尾が攻めてきた頃
・避来矢の鎧の不思議 →江戸
この類の民話ってもちろんイコール真実ではないんだけど、何故この場所でこのような話が伝わってきたのか、とか考えると面白いですよね。
この後、館長さんの「上杉謙信がやってきた」展の展示物説明。
上杉謙信が何故何度も唐沢山城に攻めてきたか、
唐沢山城主の佐野家は、何故上杉・北条に何度も寝返っていたのか
唐沢山城が上杉・北条・織田と各城の作り方で築かれている
などなど。
そのような説明受け、それぞれの展示物についても説明。
なかなかこのような説明を受ける機会もなかったので、貴重な体験をさせていただきました。
「上杉本洛中洛外図屏風」なんかも、何度か見ている(現物も写真も)のにも関わらず、新しい驚きもあり。
専門の方々は違うなぁと感心したりしていました。
その後、各展示物をじっくり観察させていただいたりメモらせていただいたり。
常設展(民具等のフロア、田中正造フロア)なんかもじっくり見せていただいて、
なんだかんだで結構長時間楽しませていただきました。
民具好き。
民具のところにあった「どっきりほうちょう」が何をどう使うものかわからなくて、なんか気になってた。
どっきり包丁…?
駅‐佐野市郷土博物館の間にあった史跡?
須永元と言う漢学者さんの生家跡らしい。
同じく途中にあった神社。星宮神社。
名前とお社が素敵でしたので、ちょっと立ち寄り、お参りさせていただきました。
白蛇様の石像?もあったので、白蛇様も関係してる神社なのかしら。
道路にさのまるがいっぱい。
佐野市って、さのまるのおうちかー。
PAとかでよくさのまる見かけるので、さのまるは知ってました。かわいい。
この後、佐野城に向かいました。
佐野城については、また次回の記事に。